いちわん

~ 楽在一碗中 ~
茶道具 しまい方の基本

茶道具 しまい方の基本

勉強する機会が少ない、しまい方の本

2013_b018_01稽古場でお点前は毎回習いますが、お茶道具のしまい方は習う機会が少ないです。

稽古の途中で抜けたり、最後までいても、先生や先輩方が道具を率先して片付けてしまう場合が多く、なかなか手が出せないです。

また、手伝うことができても、短時間でしまうため、細かいことが訊きにくいです。

そこで、役に立つのがこの本で、火の始末、床の間のかたづけ、点前道具のかたづけ・・と道具一つずつに写真と丁寧な解説がなされ、片付け方・しまい方がよく分かります。

自分の道具を持った時にも大変重宝しますので、ぜひお手元に置かれるよう、お勧め致します。

この本の撮影は、著者の入江先生宅で行われたと聞きました。当初、お茶を知らないモデルさんを使おうとしたところ、どうにも茶道具を扱う所作がさまにならず、急遽、先生のお弟子さんが写真のモデルになったとのことです。

また最近入江先生は、「イラストでわかる 水屋の準備と後かたづけ (淡交社:2012/2/29)」を出版され、こちらは写真ではなくイラストで水屋での動きを説明しています。

 

書籍情報

タイトル
茶道具 しまい方の基本
著者
入江宗敬
出版社
淡交社
Amazonリンク
Amazonでこの本を見る

« »