勉強する機会が少ない、しまい方の本
稽古場でお点前は毎回習いますが、お茶道具のしまい方は習う機会が少ないです。
稽古の途中で抜けたり、最後までいても、先生や先輩方が道具を率先して片付けてしまう場合が多く、なかなか手が出せないです。
また、手伝うことができても、短時間でしまうため、細かいことが訊きにくいです。
そこで、役に立つのがこの本で、火の始末、床の間のかたづけ、点前道具のかたづけ・・と道具一つずつに写真と丁寧な解説がなされ、片付け方・しまい方がよく分かります。
自分の道具を持った時にも大変重宝しますので、ぜひお手元に置かれるよう、お勧め致します。
この本の撮影は、著者の入江先生宅で行われたと聞きました。当初、お茶を知らないモデルさんを使おうとしたところ、どうにも茶道具を扱う所作がさまにならず、急遽、先生のお弟子さんが写真のモデルになったとのことです。
また最近入江先生は、「イラストでわかる 水屋の準備と後かたづけ (淡交社:2012/2/29)」を出版され、こちらは写真ではなくイラストで水屋での動きを説明しています。
書籍情報
- タイトル
- 茶道具 しまい方の基本
- 著者
- 入江宗敬
- 出版社
- 淡交社
- Amazonリンク
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