禅語はこの一冊
稽古や、茶事・茶会へ行きますと、禅語が書かれた軸が掛かっている場合が多いです。
読み方をお聞きしても、意味や出典まで聞きそびれたり、忘れたり・・
そのような時に役立つのが、この禅語大辞典です。
原文(漢文)、読み下し、出典、類語、意味と丁寧に、約六千語が掲載されていて、禅語の集大成と思います。
しかも検索が、読み方のあいうえお順だけでなく、字数やキーワード(慶事、季節、鶴、梅・・)でも可能で、うる覚えでも探すことができ、重宝しています。
百科事典のような大きさと重さで、持ち歩いて読む、ということは難しいですが、禅語を調べるときに頼りになり、お勧めいたします。
六千語が集められていても、掲載されていない軸を拝見することがあり、禅語の奥深さを感じます。
書籍情報
- タイトル
- 茶席の禅語大辞典
- 著者
- 有馬頼底
- 出版社
- 淡交社
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