いちわん

~ 楽在一碗中 ~
お茶事

お茶事

茶事を知らずして

2013_b022_01「茶事を知らずしてお茶を語るなかれであり、茶事を経験せずして茶人の資格はないのである」とこの本にあります。

この本は、茶事の概説に始まり、茶事七式(正午、朝、夜咄、暁、飯後、不時、跡見)に、特殊の茶事(口切り、一亭一客、夕ざり、茶飯釜・・)とあらゆる茶事について書かれています。

写真や図がなく、ちょっととっつきにくいですが、茶事の根本を勉強したい方にお勧め致します。

この本に「昭和十五、六年ごろまでは、毎月五、六回以上もお茶事に招かれたし、一年に五、六回以上は茶事の亭主をした」とありまして、羨ましいと思いました。

茶事は、亭主も客もそれに裏方も楽しいお茶のイベントです。

ぜひ何らかの役で参加していただいて、この本を手にしてくださればと思います。

 

書籍情報

タイトル
お茶事
著者
佐々木三味
出版社
淡交社
Amazonリンク
Amazonでこの本を見る

« »