いちわん

~ 楽在一碗中 ~
裏千家茶の湯

裏千家茶の湯

無人島にはこの一冊

裏千家茶の湯
これからお茶を続ける中で、もし本を一冊だけ選びなさい、ということがありましたら、迷わずこの「裏千家茶の湯」を選びます。

裏千家業躰の故鈴木宗保先生と鈴木宗幹先生の共著で、茶事を行うにあたって必要なことが書かれており、ぜひ一冊お持ちになることをお勧めします。

点前は、割稽古から平点前、炭手前、棚、台子、逆勝手、中置等々、他には、道具の扱い、水屋、道具のしまい方、歴史、露地、茶花、茶事、大寄せ茶会・・とお茶の全般に渡っており、分かりやすく、丁寧に書かれています。

お茶を始めた頃に求めまして、ずっと手元に置いて、何か疑問があると読んでいます。きっとこれからも変わらないと思います。

数年前から、ご縁があって、著者の鈴木宗幹先生のお茶会に参加させていただけるようになりました。

初めて宗幹先生のご自宅にお伺いした時、この本に載っています野点の場所が庭ということが分かって(どこか森の中かと思っていました)驚き、写真の小間で宗幹先生の話をお聞きし、濃茶をいただいて感激して帰ってきました。

書籍情報

タイトル
裏千家茶の湯 (新独習シリーズ)
著者
鈴木宗保,鈴木宗幹
出版社
主婦の友社
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