いちわん

~ 楽在一碗中 ~
千家奔流

千家奔流

千家の源流-宗旦の生涯

千家奔流

この本は、「千家再興」の続編で、千利休の孫である宗旦の生涯が書かれています。

大徳寺三玄院の喝食(かつじき・見習い僧)である宗旦のもとに利休切腹の知らせが届くところから始まります。

このとき宗旦は十四歳でした。

その後、三千家の礎となる三人の息子を独立させ、八十歳で亡くなるまでで、この本も一気に読むことができます。

茶人の気風を表した、次の有名な落書が取り上げられていました。

 「織部は理屈、綺麗さびは遠州で、乞食宗旦、姫宗和」
 
<三部作>
「千家再興」-少庵召し出しまで
「千家奔流」-宗旦の生涯
「千家分流」-三千家誕生まで

 

書籍情報

タイトル
千家奔流
著者
井ノ部康之
出版社
読売新聞社
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