千家の源流-少庵召し出しまで
この小説は三部作で、千利休の切腹から三千家が興るまでが、生き生きと描かれています。
一冊目は、利休の息子の千少庵が主人公で、利休と秀吉の確執から、利休の切腹、少庵の追放、そして秀吉に赦されての少庵の復帰までが書かれています。
読みやすく、ついストーリーに引き込まれて、一気に読み終わってしまいます。
千家の起源と少庵について勉強されたい方にお勧め致します。
※2012年2月に文庫本として再出版されました。
残念ながら現在のところ続編の「千家奔流」と「千家分流」は未だ文庫化されていないです。
<三部作>
「千家再興」-少庵召し出しまで
「千家奔流」-宗旦の生涯
「千家分流」-三千家誕生まで
書籍情報
- タイトル
- 千家再興
- 著者
- 井ノ部康之
- 出版社
- 単行本:読売新聞社 文庫版:中央公論社
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