いちわん

~ 楽在一碗中 ~
畠山即翁の茶事風流 懐石と懐石道具

畠山即翁の茶事風流 懐石と懐石道具

綺麗な器と美味しい料理

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お茶道具は、茶入・棗・茶杓・茶碗といった点前道具に加えて、懐石で使う懐石道具も好きです。

四つ碗、折敷、向付に始まり、燗鍋・盃、煮物碗、焼物の器、進肴の器、小吸物椀、八寸、香の物の器、菓子器・・とあり、それぞれがバラエティに富んでいて見ていて飽きないです。

特に向付は種類が多く、以前五島美術館で向付を集めた展覧会を拝見したことがあります。

畠山即翁が茶事・茶会が好きで、茶会記には、自会記二百余回、他会記三百回に及び、とりわけ懐石への執心ぶりは格別とのことで、そのため懐石道具が多く畠山記念館に集められています。

畠山記念館の茶道具展でも、懐石道具が展示されます。

この本は、畠山即翁が行った茶事・茶会を再現したもので、懐石道具だけでなく料理も器に盛られ、カラー写真を見ますと思わず「美味しそう」とつぶやいてしまいます。
 
 

書籍情報

タイトル
畠山即翁の茶事風流―懐石と懐石道具
著者
畠山記念館
出版社
淡交社
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