いちわん

~ 楽在一碗中 ~
茶道具の味わいどころ

茶道具の味わいどころ

侘び茶の茶道具

2013_b017_01この本は、千家流ならではの侘び茶の茶道具について書かれています。

著者の一人は、表千家という流派を超えた茶道界全体の重鎮でいらっしゃる堀内宗心宗匠です。

宗心宗匠は、侘び茶を体現されていて、著書や人づてに聞いたお話で、大ファンになりました。

一度デパートの展覧会で宗心宗匠をお見かけしまして、丁寧でお優しい中で一本筋を通した気概を感じました。

茶入、薄茶器から始まり、茶杓、花入、釜、水指、香合、建水、蓋置、炭斗・灰器、莨盆へと、岩崎氏との対談を通じて、宗心宗匠のお考えが語られます。

茶道具の種類よりも、茶道具のここがポイントということを知りたい方にお勧めします。

それに、茶道具好きな人は、眺めているだけでも満足できるのでは、と思います。

 

書籍情報

タイトル
茶道具の味わいどころ (お茶のおけいこ)
著者
堀内宗心,岩崎博
出版社
世界文化社
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