いちわん

~ 楽在一碗中 ~
茶の箱

茶の箱

持ち運ぶ楽しみ

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この本に登場する茶箱は、茶道流派の茶箱ではなく、お茶を飲むためにと五人の作家が協力して作り上げたものです。

茶箱の形だけでも、四角、丸、桃・・とさまざまな形があります。

そこに収まる、茶碗・茶入・茶杓・菓子器等もいろいろな形があり、どれもが美しい裂の仕覆で包まれ、写真を見ているだけで、ため息が出ます。

どの道具もこの企画のためのオリジナルで、特に裂地は、ヨーガン・レール氏がデザインして織りから新しく考えたとのことで、驚きました。

また、作家同士の対談で茶道についての対談もあり、なるほどとと拝読しました。
茶箱に興味がある方にお勧め致します。

私もいつかはこのような茶箱を手元に置きたいと思っていたところ、縁があって、赤木氏がプロデュースした茶箱が手元に来ました。

作家は、赤木氏、内田氏、長谷川氏、ヨーガン・レール氏とこの本のとおりですが、全てがオリジナルではなく、茶箱以外は、既に作ったものを取り合わせたとのことです。

どこへ持ち出してお茶を点てようかとと思案しています。

 

書籍情報

タイトル
茶の箱
著者
赤木明登,内田鋼一,長谷川竹次郎,ヨーガンレール,安藤雅信
出版社
ラトルズ
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