いちわん

~ 楽在一碗中 ~
茶を楽しむ男たち

茶を楽しむ男たち

憧れの従兄のような

2013_b052_01

この本は、数寄者の樫崎氏とお茶に関わる人々(美術商、研究者、作家・・)との対談集です。

作者を始め皆さまお茶が好きで仕方がない様子が分かり、どなたも楽しくお茶の話をされています。

個人的に印象強いのは美術商の塚田晴可氏で、以前、この本にも登場されている村瀬治兵衛氏の月釜・二十日会でご一緒させていただきました。

その折にたまたま軸の作者は白隠禅師と当てたところ、大層ほめていただいたことをよく覚えています。

その後も銀座の塚田氏のギャラリーでいろいろ教えていただいて、お茶や美術の大先輩として、憧れの従兄のように尊敬していましたが、急逝されてしまい、今でも残念です。
 
 

書籍情報

タイトル
茶を楽しむ男たち
著者
樫崎櫻舟
出版社
里文出版
Amazonリンク
Amazonでこの本を見る

« »